むくみや尿の症状

頻尿

頻尿頻尿とは、日中に8回以上、夜間に1回以上の排尿などの症状が起こります。ただし個人差や心理的な影響も大きいため、この回数以下でもトイレの回数が増えたと感じたら受診をおすすめしています。頻尿は、膀胱炎、尿路結石、過活動膀胱、前立腺肥大症、前立腺炎などの泌尿器疾患でも起こりますが、糖尿病や高血圧などの症状として現れることもあります。がんなどの重大な疾患が隠れている場合もありますので、頻尿の症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

血尿

尿に血液が混じっている状態で、尿が作られる腎臓、通り道である尿管・膀胱・尿道といった尿路のどこかから出血しています。見た目でわかる肉眼的血尿と、尿検査をして初めてわかる顕微鏡的血尿に分けられ、尿路結石や膀胱炎、腎炎などのほかにも、腎臓や膀胱などの尿路のがん、性感染症などでも起こることがあります。

残尿感

残尿感とは、排尿した後に膀胱にまだ尿が残っているように感じる症状です。実際に尿が残っている場合もあれば、膀胱が空っぽになっているのに残尿感を感じることもあります。膀胱炎、尿路結石、過活動膀胱、前立腺肥大症、前立腺炎、泌尿器がんなどの泌尿器疾患や性感染症などさまざまな原因で残尿感の症状が現れます。

排尿時の痛み

排尿の最後にしみるようなツンとした痛みを感じる代表的な疾患に膀胱炎があります。ほかにも前立腺炎、尿路結石、泌尿器のがん、性感染症などでも排尿時の痛みを起こすことがあります。

むくみ

身体に余分な水分がたまっている状態で、水分の排泄が不十分であることから生じ、浮腫とも呼ばれます。
足は重力の影響を最も受け、心臓から遠いため特にむくみやすい場所です。ふくらはぎの運動量が不足したり、静脈弁が壊れたりすると足に余分な血液がたまってむくみを起こします。
ほかにも、腎臓や心臓の疾患によってむくみが生じる場合があります。そうしたケースでは進行によって足から全身にむくみが広がってしまいます。むくみが全身に広がった場合、体重が2~5㎏程度増加し、肺に水がたまって緊急な処置が必要になる場合があります。
また、甲状腺疾患や薬の副作用でもむくみは生じます。お気軽にご相談ください。
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